近藤産婦人科医院 〒617-0823 京都府長岡京市長岡2丁目2−32 TEL:075-953-2000

中絶手術が可能な期間(妊娠週数)

中絶手術が可能な期間(妊娠週数)

中絶手術が可能な期間(妊娠週数)中絶は、正式には「人工妊娠中絶」と呼ばれており、やむを得ない理由により妊娠を続けられない場合に、医療機関において、妊娠を中断することです。
中絶手術が行えるのは、母体保護法により「妊娠22週未満」、つまり「妊娠21週6日まで」と定められています。これを過ぎると、いかなる理由があっても、中絶は認められません(※)。当院では手術当日が18週0日未満の手術に対応しています。
中絶は、手術を行う妊娠週によって、「初期中絶」「中期中絶」に分類されます。母体への精神的・肉体的負担、経済的負担(費用)などは、中期中絶の方の方が当然、大きくなります。
初期中絶と中期中絶は、以下のように分類されます。

※例外として、何らかの原因により、母体の生命の危機が迫っており、胎児を無事に取り出す方法がないと判断されたときには、妊娠22週以降であっても、医療行為として妊娠を中断させ、死産(自然死産)とすることがあります。

初期中絶

初期中絶は、妊娠11週6日目までに行われる中絶です。当院では、吸引法を採用しております。

中期中絶

中期中絶は、妊娠12週1日目から、妊娠21週6日目までに行われる中絶です。人工的に陣痛を促し、流産の形で赤ちゃんを取り出します。当院では手術当日が18週0日未満の手術に対応しています。

初期中絶と中期中絶の違い

母体への心身の負担、経済的負担など、中期中絶の方が大きくなります。その他にも異なる点がございますので、以下の表をご覧ください。

初期中絶 中期中絶
期間 妊娠11週6日目まで 妊娠12週~21週6日目まで
(当院では手術当日が
18週0日未満の手術に対応しています。)
方法 掻把法、吸引法(当院は吸引法による) 人工的に陣痛を起こし流産させる方法
入院の必要 なし(日帰り) 3日~1週間程度の入院が必要
受け入れ先 母体保護法指定医 入院設備が整った医療機関
費用目安 13万円~14万円(週数により異なります) 45万円程度
痛み 麻酔によって、ほぼ無痛 通常の出産と同じ痛み
処置時間 10~15分 術前処置を含めると丸1日以上
法律での扱い 人工妊娠中絶 人工死産
死産届 不要 死産届の区役所への提出が必要
埋葬 不要 埋葬許可証を取得し、埋葬が必要
心理的ストレス ある より大きい。

妊娠週数が進むほど母体への負担が

妊娠週数が進むほど母体への負担が妊娠後、時間が経過すればするほど、中絶したときに母体にかかる心身の負担が大きくなります。胎児が成長するため当然とも言えますが、見えないところでも変化が起きています。出産が近くなるにつれ、その準備として、体内でのホルモンバランスが変化します。中期(妊娠12週~妊娠21週6日目)での中絶ともなると、術後のホルモンバランスが大きく乱れ、次の月経が訪れるのが大幅に遅れたり、体調が不安定になったりといったことも起こり得ます。
妊娠11週6日目までの中絶は、吸引法による初期中絶手術となります。中期中絶手術と比べると、母体への負担は比較的軽いと言えますが、初期の間も胎児は成長し、ホルモンバランスは変化します。
初期と中期の違いを認識し、できるだけ初期に手術を受けられることが望ましいのはもちろんですが、初期の中でもできるだけ早く、また中期の中でもできるだけ早く手術を受けられることも大切です。

できるだけ早めに受診を

なかなか受診ができない方

なかなか受診ができない方出産を希望される方は、妊娠の徴候に気づくとすぐに産婦人科を受診されます。対して、妊娠を希望していなかった方は、中絶を決断している/していないに関わらず、妊娠の可能性に気づいてから受診まで時間を空けてしまう傾向があります。
・妊娠している可能性がありそれを知っているにも関わらず、「妊娠していない」と思い込みたくて受診を先送りする方。
・検査薬で妊娠を確かめたのに、産む/産まないの決断ができずに受診を先送りする方。
・産まない決断をしているのに、未成年であったり、誰にも相談できずに受診を先送りする方。
いろんな方がいらっしゃいます。
ただ、受診を先延ばしにしても、良いことはありません。胎児は成長し、出産に向けてホルモンバランスが変化し、中絶したときの母体への心身の負担、経済的負担は大きくなるばかりです。

いつ受診すればいい?

いつ受診すればいい?京都府長岡京市の近藤産婦人科医院では、少しでも中絶をお考えの方には、できるだけ早くご相談いただきたいと考えております。
基本的な順序としては、妊娠の可能性がある場合、月経予定日の1週間後に市販の妊娠検査薬を使用、もしくは産婦人科での尿検査を受けてください。産婦人科で陽性であった場合には、中絶を検討していることをお伝えください。検査薬で陽性が出た場合にも、できるだけ早く産婦人科を受診し、同様の内容をお伝えください。そうすることで、医師や看護師からさまざまなアドバイスを、早期に受けることができます。

中絶とはどういったことなのか、中絶した場合の母体へのリスクといったことから、中絶する場合にはいつまでに何をしなければならないのか、誰の同意書が必要なのかといった、正しい情報と判断材料が早期に得られるということです。その後、妊娠4週目以降に陽性反応と妊娠反応があり、子宮外妊娠などの異常がないと診断され、必要な書類等がご用意できれば、すぐに中絶手術を行うことが可能です。妊娠5週~6週で手術することが可能になります。ただし、子宮頸管の硬さ、子宮が小ささにより、妊娠6週目~9週目まであえて手術日を遅らせることもあります。
何にでも言えることかもしれませんが、正しい情報を得て選択肢がはっきりすることで、適切な判断、決断ができるようになります。そのためにも、まず出来るだけ早く受診してください。
当院では、ご相談くださった方々が、ご自身にとってのベストの選択、早期の決断ができることを、心より願っております。そのためのどんなご相談でも受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

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